手打ち大石田そば「きよ」
大石田そば街道名店の一つ、「手打ち大石田そば きよ」でお蕎麦をいただいてきました。
最上川沿いの店舗は、看板がなければ通り過ぎてしまうような普通の民家。
店の手前に車4台ほどの駐車スペースがあり、道路を挟んですぐ向かいに10台ほどが駐車できます。
看板が目印。
大石田のそば屋は、懐かしい古民家が多い
ごくごく普通の民間の広い座敷で、だるまが置いてあったり、長押にはご先祖様と思しき写真が飾られていたり。
「きよ」に限らず、大石田のそば屋はこのスタイルの店がとても多いです。
店内には靴を脱いで入り、奥に広がる座敷でそばをいただきます。
まるで田舎に帰ってきたような懐かしさも、大石田そばの魅力のひとつです。
コシのある十割そば
客席の頭上に貼ってあるメニューを見て注文します。
「かいもず」が気になりつつも、今日は蕎麦を食べに来たので「板そば」と「鳥そば」を注文しました。
「かいもず(かいもち)」は蕎麦粉を使った山形県の郷土料理。
次回来たらぜひ食べてみたいなあ。
3種類のお漬物
注文すると間もなく、お漬物が運ばれてきました。
サービスのお漬物も、大石田のそば屋さんの定番。
お漬物の内容は日によって違い、この日はきくらげ、きゅうり、かぶの漬物でした。
どれも美味しくて、そばが出てくるまでの間、お茶と一緒に楽しみました。
定番の板そば(大盛り)950円
店内にいたお客さんのほとんどが頼んでいた板そば。
写真は大盛り950円。普通盛りなら800円。
舌ざわりは確かに十割そばらしいけれど、しっかりとしたコシがあってなめらか。
さすが人気店。おいしいなあ。
かつおだしがしっかりと効いた、甘めのつゆです。
しっかりとしただしのつゆは、食後のそば湯もより美味しい。
田舎っぽさがたまらない!鳥そば(普通盛り)800円
訪れたのは2月の寒い日だったので、温かい鳥そばが体に染みます。
板そばと同じく、だしの効いた甘じょっぱいつゆが「田舎そば」感を出していて、おいしい。
だしで煮込んだ鶏肉は、しっかりと味が染み込んでやわらかかった。
板そばには追加で「鳥つけ汁」を付けることができたのだけど、この鶏肉の入ったつけ汁なら絶対おいしいだろうな。
鳥つけ汁もいつか試したいと思いながらいただきました。
「手打ち大石田そば きよ」の混雑情報
雪深い冬の土曜日、午後2時頃に訪れましたが、店内はほぼ満席でした。
駐車場にはすんなりと車が停められ、席にも待ち時間なく着くことができましたが、昼の12時~1時頃に来たらもっと混んでいたかもしれません。
2時半にはお客さんがほぼ捌けて、店内は私を含めて3組ほどでした。
「手打ち大石田そば きよ」基本情報
- 名称:手打ち大石田そば きよ
- 所在地:山形県大石田町横山736
- 営業時間:11:00~15:00
- 定休日:木曜
- 駐車場:あり/無料(15台)